ベネズエラ版ビットコイン[ペトロ]とは一体なんなの!?

大丈夫?ベネズエラのペトロ

petro

Coin Cryptocurrency Venezuela Petro on the background of the flag of Venezuela.

ベネズエラといえば財政破綻。
財政破綻といえばベネズエラ。
南米の産油国なのに、財政破綻とはなんとも理解しかねる。

ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量を有しているとされる産油大国だが、
経済危機が表面化し始めた2014年からは27%落ち込む水準となっている。

らしい。

そんなベネズエラが2018年2月20日に特大ネタをもってきた。

[ベネズエラ版ビットコイン:PETRO]だ。

ペトロ。。

仮想通貨は話題が尽きない。

ペトロの売り出し価格は、原油1バレル相当の1ペトロ当たり60ドル(約6400円)

ICOで国外の投資家から資金の呼び込みを図る。

計画通り発行上限の1億ペトロを売り切れば、調達額は60億ドルに上る。

これは大丈夫なの?

国家がやってるから大丈夫!と呑気に言ってられる状況ではなさそう。

調達はするのだろう

こんな世の中なのに、ICOはめちゃくちゃな額を集めている。

先日のテレグラムの話もなかなかパンチがあったが、

次々に出てくる。。。。

英BBC放送(電子版)によると、ベネズエラが抱える対外債務は1400億ドル(約15兆円)規模とみられている。国債や国営ベネズエラ石油の社債の利払いなど大規模返済の期限が今年4月に迫っており、完全にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が指摘されている。

調達はするのだろうが、危険な匂いしかしない。

ベネズエラ国会でペトロの違法性が現在まさに絶賛議論中との話もあるし。

どうなることやら。

個人的にはこの話題がもっと日本でも大きな話題になってほしい。

金融リテラシーが上がる

大手のメディアまでもが、ベネズエラの通貨を詐欺と言い出した。

これはすごい。

通貨なんて詐欺だ。

信用とか、価値とか、日本円とか、考えるべきことがたくさんある。

日本人の金融リテラシーについてはたまに議論されてるけど、

仮想通貨のおかげで、多くの人が「価値」「貨幣」「信用」の理解を深めた。

私もそう。

ベネズエラに注目。

まだ仮想通貨に手を出してない人は、少額で良いから参加してみよう!