DAPPS作成特化EOS
最近になって、大いに盛り上がりを見せているDapps市場ですが、
Dappsとは主にイーサリアムのスマートコントラクトを使用したものでした。
5月28日(月)にイスラエルのテルアビブで開催されたイーサリアムイベント、
ConsenSys Community Day(コンセンシス・コミュニティ・デイ)で、
イーサリアムのブロックチェーン上のデータを分析するAlethioのChristian Crowley氏の発表では、2017年にローンチされたDapps(分散型アプリケーション)の数は1,090個にも及んだそうです。
さらに、トークンの種類は、なんと700種類が誕生したと発表されました。
これまでは、Dappsがこれだけ盛り上がりを見せているにもかかわらず、
イーサリアムのみの1人勝ち状態であったと言えます。
そこに風穴をあけんとする通過がこのEOSと呼べるのではないでしょうか?
EOS(イオス)の概要・基本情報について
EOS(イオス)は、2017年に誕生した比較的新しい仮想通貨。
取引開始直後から価格が上昇し、時価総額ランキングでも上位に食いこんできました。
EOSは、企業の業務サポートで使われることを目的としている。
分散型アプリケーションを作ることを目的とした仮想通貨です。
スマートコントラクトやDPoS、
あるいは非同期通信との並行処理を可能にするソフトウェア「EOS.IO」によって、
圧倒的な処理速度と安全性の両立を実現しようとしています。
処理速度が早いというところは、最大の特徴と言えます。
一言でいえばイーサリアムの上位互換と呼べるほどの機能性を持ち合わせています。
そのため、既存の仮想通貨の問題を解決する可能性があるとされ、
大変注目されています。
イーサリアムなどの他のDappが作れるプラットフォームとは違い、
1秒間に何百万件ものトランザクションの処理が可能であり、
さらにトランザクションの使用料はかかりません。
通貨名/通貨単位 | EOS |
---|---|
時価総額 | こちらを参照 |
取引開始日 | 2017年6月26日 |
発行上限 | 10億EOS |
現在の流通量 | 約9億2000万 EOS(2018年4月時点) |
ブロック認証サイクル | DPoS |
コンセンサスアルゴリズム | Ethash |
公式サイト | こちらを参照 |
ホワイトペーパー | こちらを参照 |
ソースコード | こちらを参照 |
Telegram | こちらを参照 |
こちらを参照 | |
こちらを参照 |
EOSが購入可能な取引所
Binance(バイナンス)
Binanceは中国の取引所で、手数料が0.1%と、とても安い取引所です。
取扱通貨数は70種類以上で、最近価格が上っているものを多く含んでいるので、注目の取引所です。
EOSの将来性
果たしてEOSはこの先、どうなっていくのでしょうか。
WebBotという仮想通貨の先行きを予知するAIが、2018年にEOSが実用化され、
今後も価格が上昇していくだろうと予想したことはネット上で話題になりました。
さらに、アメリカの格付け会社は1月24日に発表した格付けの中で、
イーサリアムと並んでEOSに最高タイの「B」を付けました。
同じ頃、ビットコインの格付けが「C+」だったことを考えると、
イオスはビットコインを追い越したということもできるかもしれません。
現時点での使用用途はありません。
今後、企業の業務サポートとして実用化されていけば、
Dapps業界のみならず、
仮想通貨業界全体に大きな影響を及ぼす存在になるであろうことはいえると思います。
2018年4月15日にはEOSトークン保有者に対するeosDACのエアドロップが行われ、
さらにEOSの価格が上昇しました。
異例のICOから始まり、話題の絶えないEOSは、
値動きだけでなく、EOSプロジェクト自体の今後の同行も注視していく必要があるでしょう。
一点懸念があるとすれば、先にも述べたように現在は、
EOSのトークンを買ったとしても用途が全くないことです。
OSのプロジェクト自体は非常に将来性のあるものですが、
実用化をされなければ、価格の上昇はありえません。
トランザクションの処理がこれまでにないくらい高速ですし、
トランザクションを使用する際の取引手数料が無料なので、
EOSが既存のインフラで使われるようになったり、
企業の業務サポートとして実用化されていくかどうかが価格上昇のカギとなるでしょう。