dAppsの活用
dAppsはDecentralized Applicationsの略。
分散型アプリケーションと日本では呼ばれています。
dApps(分散型アプリケーション)は、
ブロックチェーン技術を用いた非中央集権的なアプリケーションを構築するものです。
ですから、当サイトの紹介しているゲーム以外にもたくさんの応用が可能です。
スマートフォンやパソコンなどで使用されるいわゆるアプリに対して、
dApps(分散型アプリケーション)には管理者がいないため、このように名付けられています。
分散型クラウドストレージ(Storj, Sia, Filecoin, Swarm)
クラウドストレージというと、DROPBOX/icloudのようなサービスが有名でしょうか。
多くの方がDropboxやiCloud、Googleドライブなどを利用してクラウド上にデータを保存しているはずです。
日常生活やビジネスの場でも欠かせないものばかりですよね。
このようなクラウドストレージはそれぞれの会社が管理してくれていますよね。
分散型ストレージはP2Pネットワーク上で分散的に管理していきます。
ここがdAppsの力の見せ所です。
具体的には、どう仕組みなのでしょうか。
ネットワークの参加者はトークンを支払うことで、
他のユーザーが提供しているストレージを使用することができるようになっています。
逆に、ユーザーは自分の空いているストレージを提供することができるので、
その対価としてトークンを受け取ることも可能なのです。
このように分散型ストレージはシェアリングサービスのように機能していく事が期待されています。
これにより、
世界中のストレージの50%を占めると言われている、
未使用ストレージを有効活用していくことができれば、
と大きな期待を寄せられているのです。
分散型ストレージ分野でのdAppsは
- storj(ストレージ)
- filecoin(ファイルコイン)
- Siacoin(シアコイン)
- EOSのStorageプロジェクト
などなど、もしかするとSiacoinなんかは有名なので、トークンの保有者の方も多いのではないでしょうか。
Sia coin
最も古くから稼働しているプロジェクトなので知っている方も多いでしょう。
・コンセンサスアルゴリズム:Proof of WorK
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サービス提供期間は最も長く、実績がある
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スマートコントラクトを利用し、ブロックチェーン上でファイルのアップタイムを確認、ストレージ提供者(Renter)への支払いを自動執行
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使用開始には、Bitcoinを購入、Siacoinを購入、SiacoinをSiaクライアントソフトウェアに送る
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ブロックチェーン上のため、低速で、スケーリングが難しい。
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マーケティングが弱く、他に比べて認知が低い
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PoWのため、マイナー(計算量)が十分に多くない場合、セキュリティが問題になる可能性がある
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特殊な資金調達モデルにより長期的な価格競争力が低い可能性がある
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資金調達をICOにより一括して行うのではなく、ユーザーとホスティングプロバイダがSiaで契約を結ぶたびに手数料3.9%を徴収し、これが開発チームが9割を所有するファンドに支払う形で行われている
Siacoin(シアコイン)は、略号がSCの仮想通貨(暗号通貨)。
2015年には公開されています。
個人のもつパソコンの空き容量を有効活用することを目指しています。
個人のもつパソコンのストレージの空き容量を貸し出し、
対価としてSiacoin(SC)を受け取ることができるのが特徴です。
貸し出す人は空いているストレージを貸すだけで報酬を受け取れるメリットがあり、
利用者は従来のクラウドサービスよりも低コストで利用できるメリットがあります。